• 東北地方がインバウンドに人気に 国際便の増加・季節行事が後押し

    2018年10月10日

    カテゴリー:民泊市場 タグ:

    これまでインバウンド客に人気だった観光地と言えば、東京か京都が定番だった。しかし、インバウンド客の中にはすでに何度も日本に滞在したことがある人も増えてきているため、他地域へ足を延ばすことも増えている。

     

    そんな中、今回は今人気の東北地方に話題を絞っていく。東北運輸局の調査によると、2018年上半期の東北6県への訪日外国人の数は57万3970人。前年比37%増という結果になった。

     

    県別では、岩手県の訪日外国人数は56%と最も多く、次いで宮城県の45%、青森県の36%が多い。これだけの増加を見せた主な理由としては、東北の各地方の国際線の増加や、導入文のように地方を訪れる人が増えたことだと思われる。月別だと、スキーシーズンの1~3月や、桜の見ごろである4月が最も訪日客が多い。また、紅葉が楽しめる10月~11月も、インバウンド数はかなり多くなっている。

     

    加えてリピーターのインバウンド客も増えており、東北運輸局は「日本らしい文化を楽しみたい人が増えているのではないか」とコメントした。

     

    順風満帆のように見える東北地方だが、今年夏に数多くの爪痕を残していった台風や地震の風評問題も上がっている。こういったマイナスのイメージをいかに払しょくできるかが、今後の課題となるだろう。

     

    参照:https://inboundnow.jp/media/news/3576/