• 出張とレジャーを掛け合わせた「Bleisure(ブリージャー)」人気が急上昇、Concur調査

    2018年11月25日

    カテゴリー:民泊市場 タグ:

    11月2日、5610万人が利用する出費・経費管理クラウド「SAP Concur」を運営する株式会社コンカーから、「出張(Bussiness Travel)」「レジャー(Leisure)」の二つを併せた「ブリージャー(Bleaisure)」に関する調査結果が公表された。

     

    ブリージャーは、出張に観光・レジャーの日程を追加した、新しい出張の形だ。2017年1月から12月までのSAP Concurのデータによると、全世界合計して全体の10%に相当する220万件以上のブリージャーが行われており、前年に比べると20%ほど増加していた。近年、出張という遠征のっ機会を利用して、旅行をリーズナブルに楽しむ出張者が増えてきたこと、また企業がそれを認めていることがうかがえる。

     

    ブリージャーの大きな傾向の一つとして、ホテル以外にAirbnbを利用するケースが多いことがある。実際のデータでは、ホテルを利用する場合が10%ほどに対し、Airbnbを利用する場合は約70%と、大きな差が出ていることがわかる。この理由としては、単にホテルが混雑していることもあるが、民泊利用が活性化している都市ではホテルの宿泊料が通常よりも16%ほど高等していることも挙げられる。

     

    社員にとって、便利で効率よく、料金も安価であるブリージャーというスタイルの人気はますます高まっていくことが予想される。

     

    参照:https://min-paku.biz/news/sap-concur-report-bleisure.html