合法民泊許可＆運用のリーガルエージェント

11月29日、JAL、株式会社百戦錬磨、そして香港に本社を置くJALサテライトトラベル株式会社の3社は、香港からの訪日旅行の需要喚起を行うための協業に合意したと発表した。

 

今回の協業の背景には、香港からの訪日旅行者が過去最高レベルの増加を見せていること、またリピーターの割合もアジア諸国の中では非常に高いこともあり、香港は訪日旅行への関心が非常に高い市場として注目されていることがある。また、訪日回数を重ねるごとに地方への訪問ニーズが増える傾向にあるため、地域特有の暮らしを体験できる機会の提供が効果的という考えのもと、農林漁業体験を組み込んだ農泊の提供にとりくんでいく。

 

JALと百選練磨は2018年2月に業務提携を行って以来、民泊・農泊を活用した地域活性化事業を推進してきた。今回の協業では、JALグループの旅行会社であり香港を拠点とするサテライトトラベルが百戦錬磨の販売代理店となり、農泊を活用した新たな訪日旅行喚起を行う方針だ。香港で販売するツアー商品としては、南三陸エリアを重点に据え、順次北海道・青森県弘前・秋田県仙北・岩手県遠野・熊本県人吉球磨地域を販売していく。

 

JALサテライトトラベルは香港地区における総合旅行会社として、約40年に渡って訪日旅行を中心としたマーケットニーズに合った旅の提案を行っている。また、百戦錬磨は農泊の可能性に着目し、情報提供や運営サービスを通じて農泊事業を推進している。3社の強みを生かした事業の創出に期待が高まる。

 

参照:https://min-paku.biz/news/jal-hyakuren-satellitetravel-hongkong.html