• アゴダ創設者ら、「短期民泊ハンドブック」を刊行

    2019年1月19日

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    世界最大の旅行会社ブッキングホールディングス傘下の、大手オンライン旅行予約会社のAgoda創設者であるロバート・ローゼンスタイン氏と、アゴダ・アウトサイドのマネージング・ディレクターのピーター・アレン氏の共著である「アット・ホーム・アラウンド・ザ・ワールド:宿泊客、ホスト、近所の住人、自治体のための短期民泊ハンドブック)」が刊行された。

     

    同書内では、ホームシェアリングが所有者・宿泊者のみならず地域社会に与得る価値や恩恵、世界経済に及ぼす影響など、ホームシェアリング業界の将来の成長可能性を示唆する膨大な市場データがまとめられている。特に、ホームシェアリングの市場規模葉年率30%で成長を続け、2025年までには伝統的な賃貸市場と同等規模に達すると予想されている。

     

    そのほか、全世界で今後10年間予想されるおよそ2260億円の自治体の税収、さらにホームシェアリング実施地域における関連産業についても、具体例をあげて説明されている。更に世界中の自治体によるホームシェアリングに関する規制と政策を検証し、改正の必要性を示している。

     

    同書著者は、バラエティに富む宿泊体験を提供する民泊が広がることにより旅行・観光市場の規模も拡大し、新たなビジネスや雇用を生み出すと主張する。民泊ホスト・ゲスト双方にとって便利なチェックリストや連絡文のサンプルなども含まれている本書は、現在英語版が刊行されている。

     

    参照:https://min-paku.biz/news/at-home-around-the-world.html

    https://www.vacationrentalhandbook.com/