• 特区民泊とは?

    2019年1月5日

    カテゴリー:特区民泊 タグ:

    特区民泊とは、法律で指定された「国家戦略特別区域」における民泊事業のことをいいます。

     

    これは日本の成長戦略の重要な柱とされており、地域振興と国際競争力の工場を目的として規定された経済特区のことを指します。特区の創設が決まったのは2013年6月で、同年12月に国家戦略特別区域法が成立しました。

     

    国家戦略特区に指定されたエリア内では、従来の規制が大幅に緩和されます。

    例えば、現在の日本の法律では、宿泊機関が1か月未満の施設には旅館業法が適用されます。すると、フロントの設置・宿泊者名簿の作成義務・衛生管理・保健所による立ち入り検査など、様々な義務が課せられることになります。しかし、国家戦略特別区域に指定された地域では、こういった規定にとらわれず、宿泊施設の営業を行うことが可能になります。こうして営業されている民泊が、いわゆる「特区民泊」とよばれるものです。

     

    具体的には、「国家戦略特区において外国人旅客の滞在に適した施設を賃貸借契約に基づき条例で定めた期間(3日~10日)以上使用させ、滞在に必要な役務を提供する事業として政令で定める要件に該当するもの」が対象外として認められます。

     

    特区民泊の認定を受けるための要件・メリットなどは、別記事で詳しく解説します。

     

    参照:https://min-paku.biz/tokku