• 観光庁、トリップドットコムのホテル客室架空販売を受け注意喚起

    2019年1月9日

    カテゴリー:民泊市場 タグ:

    12月6日、官公庁はオンライン旅行サイト「トリップドットコム(Trip.com)」で発生していたホテル在庫の架空販売事件に関する報道を受け、海外OTAなどの旅行サイトに関する利用上の注意喚起を行った。

     

    今回の問題は、中国最大手オンライン予約サイトのTrip.comにて、客室が満室になっているにも関わらずホテルや旅館の部屋が勝手に「空室」扱いでサイト上に掲載されていたというものだ。運営会社であるCtripの社内調査の結果、一部の悪質な販売業者によって実際に架空販売が行われていた事実を認めるとともに、対象となる販売業者の詳細に関しては調査を進めているとのこと。

     

    こういったサイトの存在を受け、観光庁のみならず東京都ホテル旅館生活衛生同業組合と日本旅館東京都支部も、組合員や会員に対して注意喚起を行っている。例えそういったサイトに部屋を出していなくても「勝手に架空の部屋を作って貸し出す」という手口であることを広報したうえで、運営する各種施設の被害状況についても確認する方針だ。

     

    Trip.com側は一連の騒動を受け、宿泊施設関係者には対象施設への訪問・説明会などで説明を行う予定だという。

     

    参照:https://airstair.jp/kankocho-tripcom/