• 2018年訪日客、3000万人の大台に

    2019年1月27日

    カテゴリー:民泊市場 タグ:

    12月19日、日本政府観光局(JNTO)は2018年の訪日客数が前年同月3.1%増の245万1千人となり、過去最高を記録したことを公表した。また12月18日には、2018年の訪日客数が3000万人を突破したことを受け、関西国際空港にて記念式典が行われた。

     

    2018年は夏から秋にかけて局地的な災害が増えたこともあり、韓国・台湾・香港では旅行を控える動きが目立ったことから前年同月を下回る結果となった。一方で欧米からの訪日客は、好調なクルーズ船需要や訪日旅行プロモーションの効果により順調に増加しており、全体としては増加を維持することになっている。

     

    地域別では東アジアから172.4万人で全体の70.4%、東南アジア・インドは33.9万人で13.8%、欧米豪は29.3万人で11.9%、その他が12.2万人で3.9%という内訳になっている。また11月の国別客数では、中国やオーストラリア、アメリカなど計17市場で過去最高を記録しており、1月からの累計でも8市場が昨年の合計を超え、最高記録を更新している。

     

    JNTOは現在、自然災害で被害を受けた関西と北海道の観光復興に向けてのウェブでの発信活動、インフルエンサーの招請や共同広告などのプロモーション活動に力を入れている。今後も、引き続き旅行需要の回復を目指して取り組みを続けていくとのことだ。

     

    参照:https://min-paku.biz/news/jnto-report-2018-11.html