合法民泊許可＆運用のリーガルエージェント

2月1日、全国の民泊事例集が政府公式民泊制度ポータルサイト「minpaku」にて公開された。

 

実際の民泊事例の公開は公式ポータルサイトでは初めてであり、今回の事例集では15都道府県19施設の民泊が紹介されている。それぞれの施設はユニークな体験プログラム等など貴重な経験の機会を提供している・古民家や歴史的な建物を利用して運営を行っている・事業者と仲介業者が連携して運営を行っているなど、主に「体験」「施設」「連携」の3点を目安として選抜されている。

 

より詳細な内容としては、「体験」では農作業・里山や動物とのふれあいといった農山村でのくらし体験、海釣りやマリンアクティビティなどの漁村での体験、各地での食文化体験のほか、陶芸、座禅・写経、着物着付け、酒蔵見学といった、古くから残る日本文化にふれることができる体験などがある。また「施設」では、空き家・古民家・廃業した旅館などもともと宿泊施設であった場所を活用したもの、さらには蔵・寺院・京町・明治時代の倉庫などを改装して提供している例などが挙げられた。最後の一つ「連携」については、仲介業者の例のみならず、限界集落における町おこしの一環として大学生が開業した事例や、鉄道事業者・広域DMOなどの事例が紹介されている。

 

同事例集には、施設情報と合わせて、売りにしているポイントが写真で紹介されている。今後も更新が予定されているため、引き続き好事例に注目が集まる。

 

参照：https://min-paku.biz/news/minpaku-case.html