• 2019年春の訪日旅行人気は「熊本」

    2019年3月13日

    カテゴリー:民泊市場 タグ:

    2月5日、国内外の航空券・ホテル・レンタカーの比較検索サービスを提供するスカイスキャナージャパン株式会社は、「2019年春節 訪日旅行で人気急上昇の旅行先トップ5」を発表した。

     

    同調査の対象は、春節(旧正月)期間中のインドネシア・韓国・シンガポール・台湾・中国・ベトナム・マレーシア・香港のアジア8エリア発・日本行きの往復航空券の購入者。予約状況を昨年同時期と比較し、日本で最も伸び率が高かった都道府県を順に集計した。結果、伸び率が最高だったのが熊本県で、前年比97.4%とおよそ2倍の伸び率を見せている。2位は+64.7%の愛媛県、3位は+23.1%の香川県となっている。

    熊本県は調査地域のうち、定期便の設置等もあり香港からの予約が最も伸びている。また、昨年11月には韓国とも定期便が就航したため、そちらからの予約も好調だ。愛媛県も同様に上海・ソウルからの国際線が就航したほか、道後温泉やしまなみ海道などの観光地を要していることが大きな要因となっている。また香川県にはソウルからの国際線が就航したことで韓国からの予約が最も増回しているほkじゃ、上海・台北・香港からの便も運航しているため、四国観光の起点としての利用が期待される。

    今回の調査では、新しい交通ルートの整備が観光客数に大きな影響をもたらすことが明らかになったといえる。地方創生を掲げる各地域の自治体や事業者にとってのチャンスであると同時に、宿泊場所や体験サービスの提供が急がれるところだ。

     

    参照:https://min-paku.biz/news/skyscanner-ranking-201902.html