• Airbnb、ホテルのリスティング数急成長 152%の増加

    2019年3月15日

    カテゴリー:民泊市場 タグ:

    民泊仲介サイト大手のAirbnbは、同社サイトのリスティングにおけるホテル掲載件数が急激に増加したと発表した。

     

    ブティックホテルベッド&ブレックファスト、ホステルなど宿泊施設のリスティング数は前年比152%を記録した。この事実は、Airbnbがこれまでの民泊仲介サイトの枠を超えてきていることの証明であろう。

     

    Airbnbは昨年2月、同社の今後の展望をロードマップとして発表している。この中にも、ブティックホテルやデザイナーホテル等の掲載を強化する方針も明記されていた。加えて、ロードマップ公開からおよそ1年のうちにホテルカテゴリーのリスティング数が伸び、ホテル業界での存在感が急速に高まっていることもあり、今回の発表は本格的なホテル分野への進出が数字として現れた形となる。

     

    またAirbnbは、日本国内でも大手チェーンホテルやゲストハウス等、旅館業放下のホテルの掲載を加速している。2018年8月には、別府市旅館ホテル組合連合会と観光促進施策を推進する覚書を締結しており、これが日本ではホテル系の組合団体と初めての連携となった。

     

    Airbnbに掲載されているホテルには、世界最大手ホテルチェーンの「マリオット・インターナショナル」の系列やロボットホテル「変なホテル」など、およそ100軒が含まれている。

     

    参照:https://airstair.jp/using-airbnb/