• 京都府、合法民泊向けに「優良認証」制度を創設

    2019年4月2日

    カテゴリー:民泊市場 タグ:

    2月26日までに、京都府は知事が定めた独自の基準を満たした合法民泊施設に対して、「優良民泊」として認定する制度を創設したことが分かった。この認証制度の目的は、地域住民や宿泊者の安全・安心を確保したうえで地域交流人口の拡大につながる見込みのある優良な民泊物件の増加を促すことだという。また京都府は制度創設に関して、優良民泊を見える化するとコメントしている。

     

    認証基準は全14項目あり、内容としては損害賠償保険への加入や多言語対応・バリアフリーに配慮した施設運営、また地域との共存のための取り組みの実施などがある。

     

    内容を大まかにまとめると、以下の通り。

    ①飲食器具や寝具を清潔にする

    ②浴衣や布団カバーの定期的な交換

    ③換気・照明・排水設備の保守点検

    ④施設清掃と害虫・害獣の駆除

    ⑤浴室およびトイレの清掃・防虫・防臭

    ⑥名簿に宿泊者の年齢を記載

    ⑦名簿に前日・紅白の宿泊場所を記載

    ⑧近隣施設への説明・対応

    ⑨緊急時の対応体制の整備

    ⑩宿泊者の氏名・住所・職業を確認

    ⑪宿泊者の利用状況確認

    ⑫良好な運営

    ⑬訪日客や高齢者に配慮した施設運営

    ⑭地域との共存のための取り組み

     

    本制度の認証期間は認証日から2年以内で、認証を受けた施設に限り京都府観光連盟のウェブサイト内で公開される。申請は郵送、または京都府商工労働観光政策課への持参により行うことができる。

     

    参照:https://minpaku-univ.com/news/13044/