• OYOとソフトバンクグループ、「OYO Hotels Japan 合同会社」設立

    2019年5月31日

    カテゴリー:民泊市場 タグ:

    2019年4月4日、インドのユニコーン企業であるOYOが、ソフトバンク株式会社およびソフトバンク・ビジョン・ファンドと合弁会社である「OYO Hotel Japan(オヨホテルジャパン)合同会社」を設立し、日本でホテル事業を開始すると発表した。

     

    この度設立した合弁会社の経営は、OYOの創業メンバーでグローバル事業を多く立ち上げてきた、プラスン・チョードリー氏が主導する。OYO側はOYO Hotel Japanを通して、日本の旅行者に便利で快適な宿泊体験を提供しつつ、パートナーとなるホテル経営者のビジネス拡大を支援していくという。一方のソフトバンクは、未来へのビジョンを共有するソフトバンク・ビジョン・ファンドの投資先企業をサポートし、最先端のビジネスモデルを日本で展開する見通しだ。

     

    OYOは2月にも、賃貸住宅事業「OYO LIFE」を日本で開始することを発表をしている。同事業は、これまでの賃貸業界で常識とされていた手続きを簡略化・再構築し、現代に合わせた新しい賃貸サービスである。そしてこの度新たにOYO Hotel Japanを通して、国内および海外からの旅行者に独自のサービスを提供していくという。

     

    賃貸の常識を変えたサービス『OYO LIFE』の発表からわずか2か月で合弁会社を設立し、本格的にホテル事業を開始するOYO。ゲスト・ホストの両方に有益である包括的なサービスを提供するOYO Hotel Japanは、日本の宿泊業界の中でも注目を集めていきそうだ。

     

    観光立国を目指す日本に、良い影響となることを期待したい。

     

    参照:https://min-paku.biz/news/oyo-hotels-japan.html

    https://www.softbank.jp/corp/set/data/news/press/sbkk/2019/20190404_01/pdf/20190404_01.pdf