• 中国企業、日本の民泊参入相次ぐ 中国オンライン旅行会社Ctripも

    2019年6月17日

    カテゴリー:民泊市場 タグ:

    2019年4月、中国民泊仲介サイト大手の小猪(シャオジュー)が住宅宿泊仲介業者としての登録を受け、日本の民泊市場に参入したことが明らかになった。これで日本の民泊市場に参入した中国企業は7社となる。

     

    昨今、中国企業が日本の民泊市場へ参入する事例が増えている。これまで住宅宿泊仲介業者の登録を受けた企業にはAirbnb(エアビーアンドビー)やHomeAway(ホームアウェイ)、楽天の民泊事業会社である楽天LIFULL STAY などがあり、2019年4月時点で登録を受けている仲介業者は60社以上。最近では中国最大手の旅行サイト「Ctrip(シートリップ)」や、中国最大級のオンライン旅行サイト「Qunar.com(チューナー)」が登録を受け、日本市場に参入している。

     

    日本で住宅宿泊事業法に基づく届出住宅の予約サイトを運営する場合には仲介業者としての登録が必要になるが、仲介業者における中国企業の割合は1割を超えており、日に日に存在感が高まっている。

     

    中国国家情報センターが公開したレポートによると、2017年に民泊ビジネスに関わったホスト・ゲストの総数は7800万人を超え、市場規模は約2300億円まで拡大している。同時に競争も激化し、中国では民泊仲介サイトが熾烈な争いを繰り広げている状況だ。

     

    中国の民泊市場における競争は国内にとどまらず、日本にまで規模を広げることになりそうだ。

     

    参照:https://airstair.jp/minpaku-ctrip-xiaozhu/