• 民泊最大手Airbnbが設立した「渋谷の新しい環境を考える会」、提言書を提出

    2019年1月、民泊仲介世界最大手Airbnbの呼びかけにより設立された「渋谷の新しい観光を考える会」。同会は5月28日、渋谷区区長の長谷部健氏に提言書を提出していたことが分かった。

     

    同会は、観光や地域課題を解決すべく結成された有識者・地域住民による外部有識者会議という位置づけで活動を行っている。今回提出された「『回遊性の高い街 渋谷』の実現に向けて」と題された提言書も、2度に及ぶ会議を経て作成された。

     

    本提言書は「背景」「課題」「『回遊性の⾼い街 渋⾕』の実現に向けた具体的なアクション」「渋⾕区に対する提⾔」「終わりに」の5つの項目から構成されている。本提言書では渋谷区における観光客の滞在時間の短さ、地域住民と民泊ホストのコミュニケーション不足といった問題を挙げ、これらを解決すべく観光ニーズの把握・民泊ホストと地域住民との相互理解のためのアクションを提案している。またそれらを実現する具体的な方策として、渋谷区も含めたクロスセクターでの議論や、イベントとして民泊を実施するなどの内容が提言されている。

     

    同会には、一般財団法人「渋谷区観光協会」の小池ひろよ事務局長や、「渋谷のラジオ」創設者の佐藤勝氏、「SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS」創設者の福井盛太氏、株式会社Z会代表取締役の御厨浩一郎氏が所属している。

     

    参照:https://minpaku-univ.com/news/13579/

    http://clk.nxlk.jp/i4QvAHBR