• Google、旅行分野でロイヤルティ・プログラム導入

    2019年6月4日

    カテゴリー:民泊市場 タグ:

    Googleは2019年3月、独自オホテル検索サイトをリリースし、オンライン宿泊予約サイトとしての存在感を示し始めている。ホテル業界への進出を模索しているGoogleが今、着目しているのが「ロイヤリティー・プログラム」の導入だ。

     

    ロイヤリティー・プログラム(リワード・プログラム)とは、一定期間継続的にサービスを利用した会員に対して特典を提供するという、ホテル業界・航空業界で採用されているマーケティングプログラムだ。Googleのサービスで導入されるのは、無料のビデオ通話アプリGoogle Duoに続く2例目となり、同サービスでは友人を招待することで特典を受けられるシステムが導入されていた。

     

    ホテルなどの宿泊施設には、宿泊客に継続的なリピーターとなってもらうことが重要視されている。マリオット・インターナショナルやヒルトン・ホテルズ&リゾートなどの大手ホテルチェーンではすでに、顧客の継続利用の促進を目的としてロイヤルティ・プログラムを利用する取り組みが始まっている。

     

    旅行業界は航空会社のマイレージサービスに代表されるように、ロイヤルティ・プログラムとの相性が良い。プライベート・ビジネス問わず様々なサービスにロイヤルティ・プログラムが導入されており、ユーザー派恩恵を受けている。

     

    Googleのロイヤルティ・プログラムはいまだ検討中の段階で、ユーザーへの報酬等の詳細情報は明らかになっていない。しかし、同プログラムに本腰を入れ始めるのは、遠い未来の話ではないといえそうだ。

     

    参照:https://airstair.jp/google-engagement-rewards/