• 米国人旅行者、7割が「ホテルより民泊」を好む傾向あり

    2019年11月1日

    カテゴリー:調査 タグ:, , ,

    Airbnbが宿泊業界に与える影響に関する2つの調査結果から、米国人旅行者はバケーション休暇旅行で、ホテルよりもAirbnbの民泊施設を好む傾向にあることが明らかになった。

     

    2019年4月、米国企業のIPX1031が2000人の米国人を対象に行った調査では、価格帯が同じ場合も含めて、全体の68%が従来のホテルよりもAirbnbを選択すると回答している。その主な理由としては料金の安さ、プライバシーの確保や施設のもつユニークさが挙げられていた。加えて、結婚式や家族の集まりといったグループでのイベントの場合でも、Airbnbをより好む人が多いようだ。

     

    Airbnbで宿泊施設を探すユーザーと、ホテルをOTA等で探すユーザーとでは、オーナーに求めていることが大きく異なるようだ。それぞれのユーザーの傾向を分析して利用者が好むポイントを抑えれば、予約率を高める事もできそうだ。

     

    また別の調査として、ズーリ州セントルイスに本拠を置くクレバー・リアル・エステート(Clever Real Estate)が、過去1年間にAirbnbを利用したことのある米国人1,000人を対象に実施したものがある。これによるとAirbnb都従来のホテルの両方を利用する旅行者の60%は、バケーションの宿泊先としてAirbnbを利用する傾向にあるという。しかし反対にビジネス旅行者の68%は、民泊に宿泊した際のネガティブな体験をする場合がある等の理由から従来のホテルを好む傾向にあった。

     

    参照:https://airstair.jp/survey-hotel-airbnb/