• 格安ホテルチェーンRedDoorz、4500万ドル(約49億円)の資金調達

    2019年12月26日

    カテゴリー:民泊市場 タグ:, ,

    シンガポールを拠点とする格安ホテルチェーンのRedDoorzが、シリーズBラウンドで4500万ドル、日本円にして約49億円を調達したことを明らかにした。

     

    今回の資金調達ラウンドは、中国のベンチャーキャピタル Qiming Venture PartnersとJungle Ventures等によりリードされたものだ。今回はインドネシアのリーディングメディア企業のMNC Groupなども、投資家として参加している。

     

    RedDoorzはインドや東南アジアを中心に1200以上の格安ホテルなどを展開する、2015年設立の格安ホテルチェーン。既存の独立系ホテルを同社が持つブランドネットワークに登録し、各ホテルのスタッフにカスタマーサービス・清掃のレクチャーなどのノウハウを提供することでサービスの向上に努めていることが大きな特徴だ。

     

    また利用者は、RedDoorzのサイトから登録することで割安に予約ができる。加えて無料Wi-Fiや清潔な客室、テレビなどのアメニティは全ての施設に標準装備されているため、ハズレ物件に当たることもない。さらにスマートフォンアプリを利用すればホテルの予約が簡単になるほか、次回以降の宿泊で利用できるポイントも手に入る。

     

    同社によると、2019年末までに月刊100万泊を提供することが目標だという。一見無謀な数字にも見えるが、同社は2019年7月は対前年同月比5倍と言う急激な成長を遂げており、実現も不可能ではないだろう。

     

    参照:https://airstair.jp/reddoorz-funding/