• 東京オリンピックの影響、イベント・宿泊業界にも 首都圏の花火大会大幅前倒しへ

    2019年12月8日

    カテゴリー:民泊市場 タグ:,

    2020年夏に開催される東京オリンピックだが、その影響は我々の生活圏内にまで及んでいる。その中でも大きいのが、首都圏で毎年夏に開催されている花火大会の開催日が大幅に前倒しになる、というニュースだろう。20年夏の7月24日(金)~8月9日(火)に開催されるオリンピックに合わせ、花火大会は5月に前倒しされることが明らかになった。

     

    例年は8月の第1土曜日に開催されていた「いたばし花火大会(東京都板橋区)」および「戸田橋花火大会(埼玉県戸田市)」だが、2020年には5月に前倒しして実施されるという。この2つは例年約45万人が訪れる大規模な花火大会であり、東京オリンピック開催期間中の実施は困難と判断された次第だ。このため「第61回いたばし花火大会」「第67回戸田橋花火大会」は、東京2020大会の機運醸成とアスリートへのエールを送る目的で、同年5月23日(土)に実施される。

     

    また7月最終週に荒川で行われる「足立の花火」や江戸川区ほかの「江戸川区花火大会」、国内最大級の花火大会である「隅田川花火大会」もオリンピックの影響を考慮し、それぞれ5月末や7月上旬に予定が変更されている。

     

    いずれのイベントも、例年は数十万人規模の観客が訪れる一大イベントだ。オリンピックに加えてこれらの花火大会の前倒しがホテル・民泊業界に与える影響は大きいことは間違いない。例年とは異なる対策が必要となるだろう。

     

    参照:https://airstair.jp/fireworks-tokyo/