• 宿泊税の導入進む 福岡県で50円、北九州市が150円を徴収

    2020年1月2日

    カテゴリー:民泊市場 タグ:, ,

    福岡県の小川洋知事と北九州市の北橋健治市長がトップ会談を行い、福岡県・北九州市の宿泊料が2万円以下の場合における宿泊税の徴収税額をそれぞれ50円と150円と定め、合意した。

     

    当初は県側が100円、北九州市も100円という案で調整が進められたが、議論の中で徴収業務を北九州市が担当することなどを条件に、市側の徴税比重を増やした形に落ち着いている。

     

    福岡県内で宿泊税の配分比率を定めた事例は、福岡市に続き2件目となる。こちらも配分は50円:150円となっており、また福岡県における北九州市・福岡市以外の地域では県が一律で200円を課税・徴収する事となる。

     

    今後は県議会と北九州市の市議会で改めて導入が議論され、総務省の合意等を経て導入するという流れになる。今のところ、導入は来年4月ごろの見込みだ。

     

    現在は北海道、札幌市が宿泊税の導入を検討中ということもあり、今回の福岡県の事例が参考にされる可能性も高いとみられる。

     

    参照:https://minpaku-univ.com/news/14060/