• 観光庁、イベント民泊ガイドラインを改訂

    2020年1月16日

    カテゴリー:民泊市場 タグ:,

    観光庁はこのほど、イベント開催時に限定的に営業が許可される民泊事業である「イベント民泊」に関するガイドラインを改訂した。

     

    イベント民泊とは大規模なイベント開催時、宿泊施設不足に対応するために営業される公共性の高い民泊のことをさす。開催地の自治体の要請に基づいて自体句を提供するような形になるため「旅館業」に該当しないものとして扱われ、また旅館業法に基づく営業許可なしで宿泊サービスを提供できる。その際宿泊所の提供者は公募案内に従い、近隣住民や関係者と相談しながら申し込みを行う必要がある。

     

    今回改訂された内容は、

    (1)宿泊施設の不足の判断方法、部局間の連携、業務委託の方法等について具体的事例を追加

    (2)自宅提供者から自治体への申込書等について統一的な様式を作成

    (3)自宅提供者に対する研修等において周知・指導すべき留意事項に、衛生面や安全面における留意点を追加

    の計3点。イベント民パックがさらに積極的かつ有効に活用されるような配慮がなされている。

     

    2015年12月以降から今年5月末の間に実施されたイベント民泊は34件。宿泊者最多は2018年8月に開催された徳島市阿波踊りの273名となる。

     

    参照:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190905-00010002-travelv-bus_all