• 民泊×不動産テックのmatsuri technologies、約5.8億円の資金調達を実施

    2020年2月26日

    カテゴリー:投資・資金調達 タグ:, ,

    2019年9月30日、訪日旅行客の宿泊をソフトウェアの観点からサポートしてきたmatsuri technologies株式会社はこのたび、シリーズBラウンドとして第三者割当増資により約5.8億円の資金調達を行ったと発表した。

     

    近年増加を続けている訪日旅行客の数に比べ、宿泊場所は不足する一方にある。加えて観光庁のデータによると訪日旅行客の約6割は世帯年収が500万円以下であり、さらに低価格帯の宿泊施設のニーズが上がる傾向にある。2018年に施行された住宅宿泊事業法(民泊新法)によって住宅を改装し、宿泊施設として合法的に提供できるようになった民泊は、この時代の流れに非常にマッチした宿泊形態だといえよう。

     

    同社はこれまで、170万人以上の訪日旅行客の宿泊をソフトウェアを通じてサポートしてきた実績がある。今回調達した資金は今後、2020年までに1000室の新規物件のサブリース契約や民泊開業に使われる。また一部が採用の強化、国内登録数最大規模のソフトウェアの改善に充てられるようだ。

     

    同社は10月中旬から新規物件の獲得を強化するとともに、借り手が見つかりにくい物件やサブリース希望の物件を対象とした相談を無料で行っている。

     

    参照:https://news.biglobe.ne.jp/economy/1014/prt_191014_5331598608.html