• 大阪市で銭湯が民泊と連携、インバウンド呼び込む取り組み

    2020年3月17日

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    大阪市で、銭湯と民泊が連携して訪日外国人客(インバウンド)を呼び込む取り組みが始まっている。浴室のない家庭も多かった昭和の時代に比べ、現在では銭湯の数は激減している。利用客の減少により先細りの一途をたどる銭湯にはもちろん、民泊施設側にとっても体験型の観光を提供できるうえ、水回りの政争の手間を減らせるなどのメリットがある。

     

    この取り組みに先だって、城東区の温泉施設では外国人観光客を招いた銭湯文化体験会が行われた。将来的には入浴料に料金を上乗せする形でバスタオルや石鹸などを用意したり、提携する店舗では割引やドリンクのサービスを受けられるようにしたりする。また餅つき体験や英語落語などの催しを開いて、さらに日本文化に触れられるプランも用意している。さらに銭湯の利用に加え、周辺の商店にも足をのばしてもらうため連携を始めているとのこと。すでに大阪市内の銭湯や商店も関心を示しており、共通して使えるチラシなども準備する運びだ。

     

    民泊の宿泊者は買い物や観光に加え、日常的な体験や交流を求めるケースも多い。その一環として銭湯にもニーズがあるため、銭湯の利用増進を進めながら外国人観光客にも魅力を知ってもらえるよう、取り組みを進めていくという。

     

    参照:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191030-00000523-san-soci