• 観光庁、2019年10月~11月の民泊事業者からの報告内容を公開

    2020年4月16日

    カテゴリー:民泊市場 タグ:, ,

    1月9日、観光庁から民泊事業の宿泊実績をまとめたデータが公開された。今回のデータは民泊事業者に義務付けられた2か月ごとの定期報告内容をまとめたものであり、2019年10月から11月末までの集計結果(全届出住宅数20366件のうち17314件のもの)にあたる。

     

    8~9月の旅行シーズンが過ぎたためか、全国の延べ宿泊日数は前回調査比96.2%となる293,424日となった。また、一人当たりの宿泊日数では東京都が131,730日と最も多く、次いで大阪府・北海道となっている。

     

    宿泊者数も8~9月に比べると減少しており、前回調査比81.7%となる314,717人(届け出住宅当たり)となった。

     

    宿泊者別の国籍別内訳をみると、日本人の利用が全体の31.4%(8~9月比63.7%)、海外からの宿泊者は68.6%(8~9月比94.0%)となった。観光シーズンの8~9月からは日本の旅行者は減少し、海外からの旅行者も微妙に減少する結果となった。

     

    海外からの宿泊者を国籍別でみると、1位が中国、2位がアメリカ、3位が台湾、4位が香港、5位がタイと、この上位五か国で外国人宿泊者数の全体の53.7%を占めている。一方日韓関係悪化の煽りを受け、韓国人旅行者は前回に比べ47.2%減少した。

     

    参照:https://min-paku.biz/news/mlit-minpaku-report-202001.html

    http://www.mlit.go.jp/kankocho/minpaku/content/001323346.pdf