• 東京五輪中の民泊の宿泊料金が高騰。1部屋最大600万円も

    2020年4月19日

    カテゴリー:民泊市場 タグ:, , ,

    2020年7月24日から8月9日まで開催される東京五輪の開催期間中、東京都内の民泊の宿泊料金が高騰を始めている。期間中では渋谷駅近くの民泊物件で大人4人19泊、合計600万円という連泊予約が入るというケースまで発生しているとのことだ。民泊運営代行サービスを手がけるエアサポと民泊不動産仲介を行う部屋バルの調べによると、下北沢の民泊物件でも連泊で500万円という同様の自体が起こっているという。

     

    渋谷と下北沢の一泊の平均宿泊単価は、それぞれ31万円と26万円と高級ホテル並みに高騰している。この2か所の料金が高騰しているのは、東京オリンピックのメインとなるスタジアムや日本武道館のある「ヘリテッジゾーン」と、有明アリーナや有明テニスの森などがある「東京ベイゾーン」という2大会場の両方に近いことが考えられる。

     

    またいずれの物件も民泊仲介サイト経由の予約であることから、発生した手数料も異常なまでに大き。渋谷の物件では約70万円、下北沢では約60万円という額だ。大手のオンライン予約サイトでは宿泊料金の10%~15%が手数料として徴収されるが、東京五輪期間中の予約売り上げが高騰している分、手数料も高騰している。

     

    東京五輪の開催期間中、全世界から多くの外国人旅行者が訪れることはほぼ間違いない。開催まで半年に迫った現在、すでに宿泊業界では争奪戦が始まっているようだ。

     

    参照:https://airstair.jp/tokyo-minpaku-2020/