• 民泊の延べ宿泊者数が3.7%減少 民泊新法施行から初

    2020年4月10日

    カテゴリー:民泊市場 タグ:, ,

    観光庁から公表された資料により、住宅宿泊事業法(民泊新法)の下で認可を受けた住宅において、2か月ごとの延べ宿泊者数が初めて減少したことが明らかになった。該当するデータは2019年8~9月のもので、延べ宿泊者数は97万2973人泊となっており、これは前回6~7月比の101万308人からおよそ3.7%減少している。

     

    同期間の宿泊日数の合計は30万4879人泊で、こちらも前回比2.8%減少している。、最も宿泊者数が実績が高いのは東京都、北海道、大阪の順となった。一方、届出住宅当たりだと18.3日となっており、こちらの実績では石川県、愛知県、東京都が上位。これらの地域では、需要が供給を上回る傾向にあるといえる。

     

    民泊新法下における届出物件数は合計2万200件と、2万件の大台を突破している。旅館・ホテルが4万9502施設、簡易宿所が3万5452施設である(2018年度時点、厚生労働省調べ)ことを考えても、民泊の存在は宿泊業界にとって大きなものとなっている。

     

    参照:https://minpaku-univ.com/news/14547/

    https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/eisei_houkoku/18/dl/kekka3.pdf