• 民泊大手Airbnb、フランス・イタリアでOpen Homes実施 医療関係者に無料で住居を提供

    2020年5月5日

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    3月24日、民泊仲介世界最大手のAirbnbは、フランス政府と協力し、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて医療関係者向けに無料で民泊を提供するプログラム(Open Homes)を実施することを発表した。

     

    欧州では現在、イタリアやフランスを中心に新型コロナウイルスの感染が拡大している。この事態に対処すべく、両国は医療関係者や介護者を動員。そうした医療関係者の仮住まいとして、AirbnbのOpen Homesに参加しているホストから民泊施設が無料で提供された次第だ。ちなみに、このプログラムに参加したホストには、Aribnbから清掃料として50ユーロ(約6000円)が支払われる。

     

    今回のOpen Homesでは、医者や加安吾氏、介護士といった医療関係者を対象に民泊施設の無料提供が行われる。勤務先である医療施設の近くで民泊を利用することで、医療関係者の負担の軽減を行うねらいだ。

     

    なお、新型コロナウイルスの感染予防策としては、日本でも札幌の民泊事業者が加盟する「住宅宿泊管理事業者連絡協議会」が、保有する民泊施設を避難施設として提供する取り組みを行っている。また日本民泊協会も3月24日から、一時的な避難場所として利用できる民泊施設の提供を開始することを表明している。

     

    参照:https://minpaku-univ.com/news/15008/