合法民泊許可＆運用のリーガルエージェント
民泊仲介大手Aribnbは、新型コロナウイルス感染症により予約キャンセルなどの打撃を受けている宿泊施設や民泊ホストの支援のため、約270億円（2億5000万米ドル）のホスト救済基金を設立したことを明らかにした。
この取り組みは、民泊ホスト向けに行われたAirbnbのCEO、ブライアン・チェスキー氏によるライブ配信の中で発表が行われた。同発表によれば2020年3月14日以前に予約が確定し、3月14日～31日の間にチェックイン予定だった宿泊予約は、この支援の対象となる。
この支援によりゲストは全額返金を受けられるほか、キャンセルポリシーによりホスト側も受け取るはずだった金額の25%をAirbnbから受け取ることができる。例えばホスト側が4万円を受け取るはずだった場合、ゲストが全額返金を申し出ると、通常民泊ホストや宿泊施設側は全額を返金される。しかし今回の支援では、Aribnbから25%に当たる1万円のみが支払わることになる。
なお、ホストに支援の受け取りが可能かは、4月上旬にメールにより通知される。救済基金からは適用要件を満たすキャンセルを受けたホストに月ごとに支払われ、3月14日以降に受けた予約にも順次適用されていく予定だ。
ちなみに、3月14日より後の日付で手続きが完了した予約については、通常通りのキャンセルポリシーが適用される。
