• 宮崎県発「お試し移住サービス」で地方創生を体感

    2019年2月4日

    カテゴリー:民泊市場 タグ:

    12月1日から、宮崎県児湯郡新富町の一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(以下、こゆ財団)は同町への移住を検討している人を対象とした「お試し移住サービス」を開始している。これは、定住者とは別に地域とかかわりを持つ「関係人口」の増加を目的としたものであり、希望すればJR日向新富から徒圏内歩一分の民泊施設を無料で利用でき、町での暮らし方や働き方を探ることができる。

     

    こゆ財団は2017年4月、同町が旧観光協会を法人化し設立された地域商社だ。行政ではありえないスピードで特産品の販売・起業家育成を行って地域経済の創出に取り組んでいる。

    これまでには国産ライチの販売等を実施し、12月1日時点では事業を通じて14人が移住している。

     

    同財団は設立から2018年12月までの間に、東京都内で計16回のイベントを行い、延べ456人が参加している。そこから実際に来訪・滞在した例、特に毎月第三日曜日に開催される朝市に合わせての来訪が増えている。実際1年半の間で、関係人口は8000人以上に増加した。しかし現状では宿泊施設が限られていることや、ほかのイベントとの日程重複などもあって制限も設けられていたことから、民泊をより活用した今回のサービスが提供されるに至った。

     

    現在では移住者と連携して、新たなプロジェクトも進行している。2019年には、10名の地域おこし協力隊員の採用を行いつつ、精度を利用して移住や起業希望者に利用を進めていく方針だ。

     

    参照:https://min-paku.biz/news/koyu-miyazaki-minpaku.html