フランチャイズ支援を事業として手がけるCREPRO株式会社は10月1日から、「古民家再生一棟貸し」という新しい形態でのフランチャイズ事業の加盟店を募集していることがわかった。同社によればこの形態でのフランチャイズは初めての例となり、旅館業を展開するLOOF社と共同で行われる。
今回フランチャイズの対象となるのは、山梨県笛吹市にある人口訳400人の限界集落の古民家一棟貸し宿「LOOF」だ。限界集落に位置する宿にもかかわらず、2018年では年間2000人以上の宿泊実績を持つ。
両社は2022年までに100施設の登録を目指しており、すでに加盟店の募集を開始している。またCREPRO社側は報道発表で、これまでの訪日客の増加などを踏まえて考えれば、古民家を活用した宿泊施設は今後不足してくる可能性もあると指摘している。
そのうえで同社は、全国の企業経営者やUターン・Iターンで企業希望者が参加しやすく、かつ集客の実績もあるLOOFのビジネスパッケージを再現しやすいフランチャイズの活用が有効だとしている。