2019年2月5日
カテゴリー:民泊市場 タグ:
民泊仲介サイトAirbnbが、このたび日本語向けウェブサイトの刷新を行いホテルの露出の強化を始めたことが明らかになった。Airbnbは2018年初め、年間のゲスト数10億人突破を目指すロードマップを公開するとともに、新たにデザイナーズホテルというホテル向けのカテゴリを新設してホテルの獲得を強化している。
日本国内ではホテル系の組合団体である別府市旅館ホテル組合連合会と提携し、Airbnbへの適応や掲載を促す取り組みをスタートさせたほか、サイトコントローラーとの連携を開始している。これまでは宿泊施設の掲載強化に注力していたAirbnbだが、今回のウェブページの刷新を機にホテルの露出を意識し始めたようだ。
他にもAirbnbは、大規模に物件管理を行うプロホスト向けのサービス強化にも動いている。もともと抱えていた管理ツールのキャパシティオーバーを解決するため、ホスト向けのダッシュボードを刷新。リスティングの情報を一括管理できる機能や、料金・予約状況のルール変更・膨大な予約管理を行えるようにリニューアルした。また政界全体でサイトコントローラーや宿泊管理システムを展開する企業に注目し、パートナーとして迎え入れる取り組みも行っている。
Airbnbのルーツは、個人同士をつなげるCtoCマッチングサービスにあったが、今後は法人顧客にも注力する姿勢を見せている。
参照:https://airstair.jp/airbnb-website-renewal/