2019年4月10日
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調査会社「ニールセン」とオンライン決済プラットフォーム「アリペイ」両社共同の調査により、海外を旅行する中国人旅行者のうち69%がモバイル決済を利用していることが明らかになった。
本調査は、2018年の海外旅行経験者・1年以内に海外旅行を予定している中国人旅行者2806名と、中国人海外旅行者に人気の1244店(シンガポール・マレーシア・タイ国内)が対象であり、ニールセンとアリペイが共同で実施した。
調査結果によると、全体の69%がモバイル決済を利用していた。またみれにある世代の利用率も同じく69%で、1970~1979年生まれの中国人旅行者も68%がモバイル決済を利用すると回答。モバイル決済は、ミレニアル世代に限らず世代を超えて広がりつつあるようだ。
また店舗側にも、モバイル決済の影響が出ている。中国人旅行者の平均予算や出費額も増加しており、実際に海外販売店の58%で来店数が増加、56%は売り上げが改善したと回答している。中国旅行客のモバイル決済の利用が増えることで、同じくモバイル決済を決済手段として導入している海外販売店の売り上げも改善しているようだ。
参照:https://airstair.jp/mobile-payment-trends/