2019年6月11日
カテゴリー:民泊市場 タグ:
ホテルチェーンの世界大手マリオット・インターナショナルは2019年5月初旬から新たなサービス「Homes & Villas by Marriott International」を提供すると発表した。同サービスは、北南米やヨーロッパなど100以上のエリアで高級な民泊物件2000軒を提供するというものだ。
マリオットは、2018年5月にヨーロッパの民泊運営代行会社と業務提携し、仲介サイト「Tribute Portfolio Homes」民泊事業への参入を発表している。このサービスは好調なスタートを切ったため、サービス名を一新して本格的なサービス展開を開始する方針である。
ホテルチェーンへの参入はすでに仏のアコー、米のハイヤットも行っているものの、マリオットの事業は他社の追随を許さない規模である可能性が高いとされている。今回立ち上げる民泊施設と、今後立ち上げが予定されている民泊予約プラットフォームを事業の柱とし、Airbnbに対抗していくとのことだ。
マリオットは現在世界で130万室を有し、Airbnbは約500万室のリスティングを有しているといわれている。