• インバウンド客の託児サービス、京都で開始。異文化体験のきっかけに

    2019年6月21日

    カテゴリー:民泊市場 タグ:

    京都の「たおやかカンパニー」は、ホテルの一室などで訪日客の子どもを預かり、親に異文化体験を提供するサービスを開始した。このサービスは京都府を中心に英語を話せる母親を30人ほど募集し、子どもを預けたいインバウンド客とマッチングさせるというもの。子どもを見守る傍ら、水墨画や寺での遊びなどの、日本文化の体験をすることもできる。インバウンド客の親は観光を存分に楽しむことができ、子どもも日本独自の体験ができるという一石二鳥のサービスに仕上がっているといえるだろう。

     

    本サービスは、たおやかカンパニー代表の赤坂美保氏の実体験をもとにうまれたという。人ごみに疲れたり、観光に飽きたりした子どもと一緒に時間をつぶしている外国人観光客を見て、子どもたちを預けて観光ができないものかと思い、今回の事業をスタートさせたとのことだ。従来のホテルでは英語対応が行き届いていないなどの問題があったものの、同社は英語が話せる・子育て経験のある母親を集めることで、インバウンド客が安心して観光できる環境が整っている。

     

    また来春にはホテルと提携し、子どもを預かるサービスもスタート予定。ホテル側にも宣伝につながるなどのメリットがあるため、すでに同社への問い合わせがある。

     

    参照:https://inboundnow.jp/media/news/7412/