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2019年12月20日
カテゴリー：民泊市場 タグ：airbnb, UrbanDoor, サービスアパートメント, 買収
8月5日、民泊世界最大手のAirbnbはUrbandoor社を買収したことを発表した。Airbnbによる買収は2019年3月のHotelTonight社に続き21社目となる。
Urbandoorは米国サンフランシスコを拠点とする創業4年目の企業。長期出張や転勤など、長期滞在が必要なビジネス客向けに家具付きのサービスアパートメントを提供するオンラインマーケットプレイスとして注目を集めていた。エリック・エクルズ氏ら3名によって設立された同社は、一般的なホテルよりもアメニティ等の設備が充実したサービスアパートメントの取り扱いに特化している。
今回Airbnbが同社を買収した背景には、Airbnbが提供する法人向け出張マネジメントツール「Airbnb for work」の強化を図るという狙いがある。また今回の買収によりUrbandoorの社員はAirbnbに籍を移すこととなり、サービス面でもAirbnbのサイトからUrbandoorの長期滞在向けリスティングの予約が可能になる予定だ。
Airbnbは2008年の創業以来、21社を買収している。2019年に行われる新規上場を前に、今後も積極的な買収が予想される。
