• 沖縄県で「民泊」広まり、通報増 無許可営業の施設70件

    2020年1月23日

    カテゴリー:民泊市場 タグ:,

    9月9日、沖縄県の5保健所(北部、中部、南部、宮古、八重山)の調査により、2018年度の沖縄県内の無許可営業の民泊施設が計70件にのぼることが同県のまとめにより明らかになった。

     

    今回の調査は近隣住民や宿泊者などからの通報や、関係機関からの連絡をもとに発覚した無許可営業の施設件数データをもとに集計している。18年度は前年度と同数ではあるが、過去数年で見ると増加傾向にある。保健所別に見ると、恩納村や北谷町など人気の観光地を抱える中部保健所が最多の57件。このほか南部が8件、八重山が4件、北部が1件、宮古がゼロとなった。

     

    沖縄県内では個人の住宅、アパートやマンションの空き室を観光客に提供し、宿泊所とする「民泊」が増えており、観光客の増加とともに住宅街の近くで民泊営業を始める物件も増えてきた。同時に、周辺住民の生活への影響も見過ごせないものとなってきている。

     

    沖縄県衛生薬務課によると、全国で民泊を解禁した18年6月の民泊新法施行により、無許可・無届の民泊が違法であることの周知が順調に進んできているという。その結果、保健所などの行政機関に通報が届くケースが多くなったとのことだ。

     

    参照:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190911-00469160-okinawat-oki