• 百戦錬磨、「城泊」第2弾を宮城県の白石城と発表

    2020年1月23日

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    9月12日、株式会社百戦錬磨は東北運輸局・宮城県白石市とともに、白石城似て宿泊体験ができる「城泊」の体験イベントを実施すると発表した。同社の手がける城泊事業は長崎県平戸市の平戸城に続いて2例目となる。

     

    百戦錬磨は民泊予約サイト「STAY JAPAN」の運営のほか、農泊、漁師民泊、別荘箔や古民家泊など地域の個性を押し出した宿泊施設のプロデュースや運営を手がけている。近年は地域の歴史的資源・重要文化財を活用した「城泊」に着目し、2017年には平戸市と共同で「平戸城キャッスルステイ無料宿泊イベント」を実施。結果として国内外から7500組近い応募が殺到し、大きな注目を集めた。現在平戸城は2020年夏ごろの開業を目指しており、そこからは通年営業を開始する予定だ。

     

    今回の城泊事業は、東北運輸局の「訪日グローバルキャンぺーン」のコンテンツ事業の一環として行われている。欧米豪の富裕層向けコンテンツとして、来年度には旅行商品としての販売を目指しているという。

     

    リクルートじゃらんリサーチセンターによる「訪日外国人観光体験需要調査」の結果でも、訪日旅行で体験してみたいことの項目では「お城」がアメリカでは1位、ドイツでは2位にランクインしている。近隣国からの旅行者減少という情勢を加味すると、今後「城泊」など欧米豪の旅行者向けコンテンツを全国に広めて日本の魅力を発信することがインバウンドニーズの拡大につながるだろう。

     

    参照:https://min-paku.biz/news/shirohaku-02-shiroishi.html