2020年1月7日
カテゴリー:調査 タグ:TripAdvisor
世界最大の旅行口コミプラットフォームTripAdvisor(トリップアドバイザー)は、旅行者がホテルやレストランの予約を決定する際、口コミが大きな影響力を持つことを示す調査結果を明らかにした。
本調査はイギリスの市場調査会社のIpsos MORIとTripAdvisorの2社が共同で12か国・地域の約23000人の同サービス利用者を対象に口コミの利用状況と、その役割について 調査した者だ。
本調査によると、アンケート回答者の72%は滞在先や食事をする場所、ツアーやチケットなどを予約する前に口コミを確認している。宿泊施設の場合は更に高くなり、81%が口コミを参考にしているようだ。特に条件の似ている複数の宿泊施設のうち1つを選択する際は、79%が評価の高いホテルを予約すると回答している。
また78%は最新の口コミに注目しているほか、極端なコメントは無視すると39%が回答した。一部の批判者による厳しいコメントは、参考にされないそうも一定数いるようだ。
旅行を楽しくしようと計画を立てる時は、実際にそこを訪れた人のリアルな体験や視点を知ることが重要となる。改めて、口コミの大切さがわかる結果になったといえる。