• 日本スマートホテル委員会設立 民泊やホテルの無人・省人運用を推進

    2020年2月5日

    カテゴリー:民泊市場 タグ:

    無人チェックインタブレット「エアサポタッチ」等を提供する株式会社デバイスエージェンシーが運営し、トーキョーサンマルナナ株式会社が主導する「日本スマートホテル推進委員会」が9月に設立された。同月13日に第1回となる設立記念セミナーが行われ、同時点で15社が賛同している。

     

    同委員会は民泊、ホテル、旅館などが抱える固定費負担や人手不足といった悩みを一挙に解決できる「スマート化」の推進を目的として設立された。今回行われた第1回セミナーでは「無人・省人化による運営と訪日インバウンド対応に向けた取り組みの紹介」がテーマで、宿泊施設の運用工数削減や付加価値の向上、さらなる収益化につながるサービスを提供するよいった内容の講演が行われた。

     

    講演の主な内容としては、Homeaway株式会社による「仲介サイトから見た日本における訪日観光客の現状と予測」、また株式会社フレームワークスからは無人化やインバウンド対応などに焦点を置いた「新時代のスマートホテルの集客と運営実践」など。ほかにも予約管理システムやチェックインシステム、カプセルホテル、スマートロック、Wi-Fi、インターネット回線、IoT、ウォーターサーバーなどが取り上げられた。

     

    本セミナーで紹介された事例はいずれも導入実績を積み重ね、利用改善が進んできたものだ。各社のサービスの動画はYouTubeにて公開されているため、導入の参考にもできる。

     

    参照:https://min-paku.biz/news/japan-smart-hotel-org-movie-01.html