2月19日、エクスペディアグループで世界最大級のバケーションレンタルサイトであるHomeAway(ホームアウェイ)が自社のウェブサイト状に掲載された物件を360度のパノラマ画像で閲覧できる新機能「バーチャルツアー」を導入したと発表した。
「バーチャルツアー」は、掲載されている物件をオーナーから提供されたパノラマ写真で見ることができる新機能だ。これを使うことで、サイトを閲覧する旅行者は実際に物件の中を歩いているような体験をすることができる。加えて物件の内装や景色など細かいところまで確認をすることができるため、大きなスペースを探している訪日客のファミリー層やグループに物件のイメージをより魅力的に伝える効果が期待されている。
今回、バーチャルツアーの対象になったエリアは東京、大阪、京都、北海道、沖縄の5か所。2月中に実施されるキャンペーンの期間中、応募要項にあったオーナーはバーチャルツアーを試すことができる。応募資格は上記5都市に丸ごと貸しができる物件を持ち、かつ50平方メートル以上あり、ホームアウェイ状に物件を掲載しているオーナーとなっている。今回の募集対象は150件で、応募が上回った場合は抽選となる。
先日追加された「バーチャルアシスタント」と今回のバーチャルアシスタントなど、ホームアウェイは新機能の実装に積極的だ。今後も全データを活用したサービス向上が行われることは間違いないだろう。