• 中国民泊仲介サイト「小猪」、約330億円を調達

    2018年10月20日

    カテゴリー:投資・資金調達 タグ:

    10月10日、中国の民泊仲介サイト大手「小猪」は新たに3億米ドル(およそ330億円)の資金調達を行ったことを発表した。小猪は昨年11月にも1.2億ドルの資金調達を行い、ユニコーン企業の仲間入りを果たした権から、わずか1年未満でのことである。

     

    今回の引き受け先は、アリババグループ創設者のジャック・マー氏が率いるYunfeng Capital(雲鋒基金)とAdvantech Capital(尚珹资本)で、それ以外にはGIC Private Limited(シンガポール政府投資公社)などがある。

     

    小猪は2012年の創業以来順調に成長を続けており、今や世界650か所以上、500,000件以上のリスティングを保有する中国最大規模の民泊サイトになった。今回調達した資金も、一部はさらなるグローバルな事業拡大に向けた投資に使われ、そのほかはスマートホーム・IoTシステム開発に使用される予定である。

     

    今年の3月には大手OTAのAgodaと、5月にはアリババグループのOTA「Fliggy」とも、戦略的パートナーシップを締結している小猪。技術投資やグローバル事業への取り組みなどを積極的に進めている中、今後の事業展開に期待だ。

     

    参照記事:https://min-paku.biz/news/xiaozhu-fundraising.html