2018年11月13日
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台風21号の与えた影響により、関西地区への訪日外国人の数が減少している。関西国際空港の第1ターミナルは21日に営業を再開しましたが、依然として訪日客数は伸び悩んでいる。京都市内では、台風直後から相次いでいた宿泊のキャンセルがひと段落し、客足は戻りつつあるものの、依然としてインバウンド客の数自体は多くない。
このような事態を重く見た京都市の観光団体・鉄道各社は、訪日客を呼び戻す活動を開始している。例えば、京都市観光協会は二条城や嵐山といった観光名所でインタビューを行い、その模様を動画投稿サイトで公開した。日本の台風被害を海外に広く伝えたニュースと同じように、日本の安全性を世界にアピールする動きを見せている。また各社は、京都タワーの無料展望県の配布、アンケートに回答することにより観光船の乗船料が半額になるサービス等も提供している。ほかにも、JR西日本は関西空港で預かった荷物を、JR京都駅や各所のホテルに輸送するサービスを行っている。
今年9月、京都市はキャッシュレス対応整備。Wi-Fi整備などのインバウンド対策としての助成金を出すことを決定し、これまでに予算額上限である800万円の支援を行っている。京都市を中心としたインバウンド支援の、今後の動向が注目されるところだ。
参照:https://inboundnow.jp/media/news/3667/
http://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/page/0000240607.html