2019年4月30日
カテゴリー:民泊市場 タグ:
観光庁が2019年度の「最先端観光コンテンツインキュベーター事業」のモデル事業実施者を募集している。今回の募集は2018年度以来2回目で、募集締め切り日は4月15日となる。
「最先端観光コンテンツインキュベーター事業」とは、地域固有の観光資源を利用して、消費機械の拡大につながるようなコンテンツを開発し、インバウンド客のニーズを満たすことで旅行満足度の向上を目的とした事業をさす。また同時に、地方部における交流人口のさらなる拡大や、訪日外国人旅行消費額を上げることも目的としている。
政府は2020年までに訪日旅行消費額8兆円を目標とし、長期滞在したくなるような体験型のコンテンツの充実を図っている。加えて観光庁は2018年度、同目標達成、および消費機会の拡大が期待できる新たな観光コンテンツの育成を目的として最先端観光コンテンツインキュベーター事業を実施。モデル事業13件を選定し、ビジネスモデルとして全国への拡大を図った。
募集にあたっては、ビジネスモデルの確立に向けたアイデアと合わせて地域関係者との連携の場を提供できる事業者を募る。公募領域は「日本に足りない着地型コンテンツの充実・横展開を図る」「滞在型の旅行形態に個別のコンテンツを掛け合わせることによる滞在の高付加価値化を図る」「③それ以外の自由な公募領域」の3つだ。詳細情報と応募用の書式は、観光庁ホームページにて公開されている。