ブティックホテルのようなサービスアパートメントを展開する「Sonder」はこのほど、約1080億円(10億ドル)を超す評価額で約243億円(2億2500万ドル)の資金調達を実施したと発表した。今回で調達累計額は約432億円(4億ドル)を超えることになる。
Sonderは民泊仲介サイト大手のAirbnbの競合に当たり、昨年に温来場で予約できる物件数を3倍に増加した。現在は世界20都市、8500物件を提供している。
同社は2012年、カナダのマギル大学の新入生だったデヴィッドソン氏が創業。現在はサンフランシスコに拠点を置き、ブティックホテルのようなアメニティや家具付きのアパートメントなどを中心に、1泊~2年間という幅広い機関でのレンタルを行っている。Airbnbと同様に様々なタイプのサービスアパートメントに宿泊できるほか、コンシェルジュサービスなども受けられるのが特徴だ。
これまで大きな変化がなかったホテル業界では、Airbnbを筆頭としてOYO、Sonderなど新興企業が急成長を見せている。1000億円を超えるユニコーン企業も珍しくなく、新興ベンチャー企業による快進撃はまだ止まりそうにない。
参照:https://airstair.jp/sonder-raise/